大宮立志塾  埼玉県さいたま市(大宮・浦和)の柔道クラブ

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外国語の聞き取り学習法#16

これをご覧になっている多くの小学生、中学生、高校生の方は学校への登校が始まり、以前通りとは言えないながらも授業が開始されたことと思います。

 

今年は入試制度が変わったり、学習指導要領も一部変更があったりと、今回のような騒動がなくてもいろいろと新しい対応が必要な年度です。

 

特に大きく変わるのが英語におけるリスニング(聞きとりテスト)の割合で、昨年までのセンター試験に代わる大学入学共通テストにおけるリスニングの割合が前年度までの25%から50%に倍増しています。つまり、従来型の「読む、書く」ことをトレーニングしているだけでは英語は高得点を見込めない科目になったということです。

 

こういう流れはだいたい上から下へ2〜3年かけて降りてくるので、あと数年もすれば高校入試も同じ方向へシフトする可能性は大きいと予想します。

 

聞き取る力の強化。以前のように机に向かって黙々と勉強するだけでは身につかない能力です。

 

この力を鍛えるのに1番手軽で効果的だなと思うのは、自分の書いた英文を小声でいいので読みあげることです。人間の耳は不思議なもので、自分の発音できる音声は敏感に聞き取れるようにできています。先生や音源から聞いた音をそのまま真似て話す。それを繰り返すことで耳がその音を覚え、リスニングの際にその音を耳が拾うようになります。

 

いわゆる「聞き流し」ですが、これは副教材的に利用するのがおすすめです。聞き流す「だけ」で英語が聞けるようになるのは、頭の中にしっかり単語が入っている人か、もしくは小学校にあがる前の、まだ日本語さえあやういという幼児のみだと思います。ある程度日本語が身につき、耳が日本語に慣れ、英語を外国語として週に数時間学ぶといった頻度の人は聞き流すだけで勝手に聞こえるのはかなり難しいです。当然ながら全く意味がないわけではないので、トライする価値はあります。日本語には現在、たくさんの英語の単語が入ってきているので、聞き流していてもその単語だけは聞き取りやすいはずです。その単語数を増やしていけばいいわけです。

 

もっとしっかり学習したい方は、自分の発音した英語を録音し、それをお手本と聴き比べて、どこを修正するかを記録する。いわゆる「台本」のようなものを作るとよいです。チェックしたところは次回読むときには気をつけて読むはずなので、さらに発音が良くなり、発音が良くなるとさらにクリアに聞こえてくるようになります。高校生くらいにもなるとスマートフォンを持っている人が大多数だと思うので、録音も比較的簡単に行うことができますよね。

 

英語学習に近道はないというのは、多くの予備校や英会話学校の講師の方が仰っています。ただ「英語を勉強するぞ!」と勢い込んでやらなくても軽く口ずさむ、問題を解いているときに軽く発音する、これだけで普通に問題を解くよりも効果があがるので、やらない手はありません。学校も始まり、これからいろんなことに時間を取られると思うので、せめて効率的に学習を進めていってほしいと思います。

 

効果があがったよ!という方は、メールでもTwitterのDMでも良いので教えてくれると嬉しいです(笑)

2020年06月06日 10:53

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