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「頭のゴミ」を捨てれば脳は一瞬で目覚める!①#28

苫米地英人著

 

認知科学者、計算機科学者が書いたというこの書籍ですが、なかなかに興味深い内容でした。

 

ものごとがうまくいかない原因の1つであるストレス。ストレスとは何かを少しだけ掘り下げてみるとイライラ、怒り、嫉妬、恐怖などがあります。

 

上司や先輩に嫌なことを言われたというイライラ、思うように勉強や仕事が進まないという怒り、あいつは成績が良くていいなぁという嫉妬、また今度も失敗したらどうしようという恐怖…といった具合です。

 

しかし、これは望む結果を生むために必要なものなのだろうか。筆者は断じて必要ないと言います。イライラしてようが、怒っていようがその日起こす行動に変わりはないわけです。そして多くの場合、こういう感情は失敗を誘引します。こういうものを筆者は「ゴミ」と呼び、すぐさま捨てるべきであると主張しています。前回扱ったイチロー氏も「感情に左右されていたらいいバッティングはできない」と仰っています。

 

とはいえ人間は感情に左右されやすい。感情に左右されないためにはどうすればよいか?

 

筆者は「ゴールを設定すること」と「ものごとを抽象的にとらえること」を答えにしています。

 

テストでいい点を取るために、「あいつは頭が良くていいなぁ」とか「次も悪かったらどうしよう」という感情は必要でしょうか?

「いや、その頭のいいヤツを見返すために、次に悪い点数を取らないように勉強するんだ」という意見もあるでしょうが、筆者はその考えは「抽象度が低い」と主張しています。そして「うまくいって良かった!」や「あいつに勝つことができて嬉しかった!」というプラスの感情でさえもゴミであるとこの本には書かれています。

その理由として「プラスの感情は、えてしてうまくいかなかった時にマイナスになりやすいから」ということを挙げています。極論として全ての感情をエンターテインメントとしてしまうとよいというような内容が書いてありました。

どこかで俯瞰の目を持ち、「今わたしは嬉しい。でもこのままうかれていたら次は失敗しちゃうな」とか「今日ぼくはうまくいかなかったから悔しいけれど、それはゴールにある成功という結果を得るためには必要なことなのだ」という要領でどこかに冷静な自分をあえて作ることが大切であるということでした。

 

なかなかにレベルの高い考えなので難しいですが、自分の生活の中に少しでも取り入れることができればたしかに余計なことを考える時間は少し減りますね。

2020年07月04日 15:55

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