大宮立志塾  埼玉県さいたま市(大宮・浦和)の柔道クラブ

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幼少期の習いごと#60

今回は、先日質問されたことがあったのでそれに答える形で記事を書いてみます。

 

小学校低学年の習いごとで、何を習えば将来の役に立つのかということです。

 

結論から言えば、何を習ったとしても無駄になるなんてことはないのですが、その中でも僕の考える役に立ちやすいものについてご紹介します。

 

まずは算盤。もうこれはわかりやすく計算力を養成するのに1番効果的です。解法は理解できていても計算が合わずに不正解になってしまい、その結果算数嫌いや数学嫌いになってしまう児童・生徒はたくさん存在します。高校数学になれば途中式や過程を評価されて部分点をもらえる問題が増えてきますが、なんにせよ正確な計算力はあって損はありません。短期的に成果を出したいというのであれば、まず算盤をお勧めします。

 

次にお勧めするのは、習字です。デジタル化が進み、文字を書く機会が減っている今だからこそ綺麗な文字を書くことのできる人は一目置かれます。結婚式やパーティなどで立派な字で署名されているのを見ると、それだけで教養のある人だなぁと思われるだけでなく、実際に顔を合わせた時に記憶に残りやすくなります。文字に対しての美意識は、実は欧米人も持ち合わせており、Apple創業者のスティーブ・ジョブズはアプリ内の書体のデザインにかなりのこだわりを見せていたことがスピーチにも残っています。洋の東西を問わず、美しい文字を書くことができて損はありません。

 

3つ目には、ピアノをあげたいと思います。これは僕の個人的な憧れからも来ているのですが、楽器を弾くことができるというのは結構いろんな場で披露する機会があります。物心がつく前から習っていると絶対音感も身につきやすいとのことですし、ピアノを弾くことができれば木琴や鉄琴、ギターへの移行もわりと難しくないそうです。東大生や医大生にピアノを習っていた人の割合が高いあたり、学業との因果関係もありそうです。右手と左手、足と、3つとも全て違う動きを要求されることが関係しているとも言われています。

 

最後に、やはり手前味噌ながら柔道をあげたいです。日本のスポーツ全般に言えることですが、やはり困難に立ち向かう精神性が身につきます。日本有数の経営者の中にも元柔道部という人はたくさんいます。海外に行ったときの話題にもなりやすく、そこでコミュニティが広がる場合も多いです。競技としての柔道を極めていった場合の就職先も実業団(セミプロのような業態も含む)、官公庁、教員などがあり、特に各都道府県警察には特練と言われる、柔道の専門家として採用される枠があります。プロスポーツに比べて高収入は望めませんが、就職口は他のスポーツと比べても多い方だと思います。回転感覚や体幹の力といった体力は確実に養われます。精神力と教養の養成は整備されていない部分がありますが、その部分を自覚して柔道を習えば自信もつきますし、とても良い習いごとであると自信を持って言えます。

 

今回は、習いごとについて書いてみました。結構たくさんの人が上位にあげるであろう英会話は、スクールの方向性と、習わせる側が何を求めるか(学校の成績向上なのか海外に行ったときなどの会話の基礎力養成なのか)によってかなり変わってくるので今回は除外しました。あとプログラミングなどもあげられると思いますが、これについては僕があまりにも無知なので、「わからない」としか答えられないという理由で外しました。

 

ここまで書いて元も子もないようですが、結局は習う本人が楽しく通えるか、それとも熱中できるようになるか、このどちらかであれば何でもよいと僕は思います。大人からの目線も大事ですが、子どもの興味のあるという意見を最大限に尊重してあげることがなによりも大切ではないかと、僕は考えます。

 

 

2020年10月01日 13:53

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